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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
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ルーミー Rumi The Horse #1
馬たちのご飯の時間に口笛を吹いて彼らを呼ぶと、4頭は一応私の前で止まって挨拶し(そう躾ています)、その後、各自の馬房に入ります。もちろん早くご飯食べたいので、挨拶した後はさっさと、いそいそと馬房に入って行きます。
が、おとといの出来事でしたが、口笛を吹くと彼らはいつもの通り私のところに来たのですが、そのままワラワラと私の周りでたむろしていて、傍から離れないのです。なので馬房に入りなさいと手で指すと、彼らはなんだかノロノロしているんですね。ご飯食べたくないのかなあ?なんて思いつつ、馬房に入らないマハティの横に行くと、彼女がなぜか私の傍にくっついたまま。なんなんだ?ついでにマハティの足の傷を手当をしたところを確認し、大丈夫そうだったので、彼女を馬房に誘導しました。
すでに先に馬房に入っているサニーの所に行くと、いつもより優しい目をしています。なかなか私の傍から離れようとしなかったマハティも、そういえば優しい感じだった。なんなんだろう。頭の中にちょっとした(???)が浮かびました。
その時、サニーが私の胸に鼻をつけてもたれてきました。(なに甘えちゃってんの?ご飯食べなくていいの?)とサニーを撫でると、(助けが必要なのはあなたでしょ)というようなテレパシーが。そして顔をあげて見ると、横の馬房にいるマハティも、その後ろのルーミーも、そして奥にいるゼファラスも、みんなでこちらに向かってムワ~ンという氣を放っているんです。
(え?なに?みんなどうしたの?)と思った途端、柔らかいボールで胸を打たれたように、私の中に何かが入ってきた感じがしました。同時に急に涙がドワ~っと溢れてきました。悲しくもなんともないのに涙がドワ~っと溢れてきたのです。その時マハティが私に言いました。(いつも助けてくれているでしょ。でも今助けが必要なのはあなたでしょ)って。
私はその日、火傷をしました。中華なべにオリーブオイルをたくさん入れて、念を入れて熱しました。肉が中華なべにくっつかないように。そしたら、肉を入れた時に油がはねて、腕と顎の下の胸のところに飛びました。油を結構使ったので、油がはねた時にはその塊がビジュアルでスローモーションのように、はっきりと見えました。事故にあう時って物事がスローモーションで見えるってこういうことを言うのでしょうね。
その後、3分くらいしてから、火傷したところがジワジワと痛くなり、その痛みが時間と共に増してきて、いつもは痛み止めなど、なにがあっても絶対に飲まないのですが、今日こそは夜寝る時に痛み止めを飲まないと、寝られそうにないと思っていました。
50年生きている中で一番酷い火傷です。と言っても、私がこれまで経験した火傷では一番酷いというだけのことです。でも火傷の痛みって厳しいですね。それで、こんなことを言っても夫に治せるわけじゃないのに、私は彼が仕事している書斎まで行っては、「痛いよ、痛いよ、どうしよう」と泣き言を言っていたくらいでした。
でも馬たちには餌をあげなければいけません。それで外に行ったのでした。ロバートも一緒に馬屋に来てくれました。彼は後ろの方で何か作業をしていました。そして泣いている私を見つけると、火傷で痛がって泣いているのだと思ったらしく、心配して声をかけてくれました。「いやいや、そうじゃないの。馬たちがなんか、私に大丈夫か?って。それで助けてあげるって・・・っていうか、言葉じゃ説明できないんだけど、彼らは私のこと愛してくれているって・・・」。夫はそのまま黙って聞いていました。「いつも私は彼らのことを面倒見ているじゃない。で、彼らはそれを知ってるらしいの。そのことを彼らは分かっているみたいなの・・・」、「ああ、でも、分かる?この感じを言葉にすると、なんだかウソくさくなっちゃうわね。でも私の頭は大丈夫よ」と続けると、夫は「分かるよ」と言います。
そして言いました。「ボクも毎日彼らと一緒に生活しているからね。馬たちが分かっているということは分かるよ」と。科学的とか、データとか、前例とか、裏づけとかないと、夫は確証できないことに対しては懐疑的です。というか常に(そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない、分からないから考え続ける)という姿勢の人です。でも、馬たちにはテレパシーがあるかのように理解できることについては、彼自身もそう思えることが日々あるそうです。
火傷の痛みはそれ以降、うそのように消えました。あれから全然痛くないんです。馬にヒーリングしてもらった?うーん、自分でこう書いているのもうそ臭い感じがしてちょっといやなのですが、でも本当に、神に誓って言いますが、痛くない。ただ、見た目はすごいことになっています。あと、摩擦されたり、日に当たるととさすがに痛いです。
夫に今日、馬たちとのことがあった後に痛みがなくなったと言い、でもそれって信じられる?と聞くと、「もちろん」と言いました。「ホントに?なんで、もちろんなの?」と聞くと、「マインドは体をコントロールするじゃない」と。そうかあ、体がマインドをコントロールするということもあるけど、マインドが、思考が、この時の私の場合、馬たちに優しく包まれ、治って欲しいと思ってくれたと信じた気持ちが、体の痛みを消してくれたのかしら・・
さて、最近、新たにこう思っていることがあります。”自分が信じていることや考えていることという、生の自分自身をこれからもっと出していこ
う”と。たとえそれが、他の人たちから???と思われても、または理解してくれる人たちは少ないと思っても、それでも口に言葉に態度に出して、そのままの自分をもっと表現していこうと思うようになりました。
前から言ってるじゃん?と思われている方もいるかと思いますが(笑)、でも隠していたことがまだあります。隠してたというか、(こんなこと言っても、人には受け入れてもらえないよねえ・・)と思うことが、まだまだ自分の中にたくさんあるのです。でもそれは、他の人にとっての真実になるかどうかは分かりません。ただ少なくても、自分にとっては真実です。
とは言え、自分のリアリティーが他者のリアリティーだとは思っていません。でも、私のリアリティーと似たリアリティーを感じている人はいると思います。そして共通の思考を持っている人たちが、繋がっていくといいのではないかと感じているのですが、それには、個々が自分を表現して外に出さなければ、繋がる機会は少なくなってしまいます。
それで、このブログ更新を楽しみにしてくださっている方々には、見てくださっているだけで本当に感謝していますし、そしてまた、私もこれを毎日していたいのですが、複数のことを同時にできないタイプなので、すみません、これからしばらく別なことに集中させてください。と言っても、どんなことをしていても向かっている方向は同じなので、自分の中では別なことをしている感覚ではないです。
ルーミーの話は、根本さんが来てくれてからのエキサイティングな事も数々もありますが、しばし休憩して、馬の話は時間がぽこっと開いた時に、ブログを更新しようと思います。ルーミーの馴致は、一番大変なところを助けてくれたのがのりんちゅさんでした。背中の上に何かを乗せても跳びはねないようにする、そこの部分がものすごく大きな厚い壁でした。それは本当に難問であり難関でした。それこそ、ルーミーの生存がかかっていた部分だったといっても過言ではないと思います。その大変な作業をしてくださったのりんちゅさんに、私は心から感謝しています。ありがとう・・・ありがとう・・・ ありがとうございました。今後ののりんちゅさんの幸福を心からお祈りしております。
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