自分自身が自動操縦状態になる、という個人的学びから、さらに先に発展させて、グループや集団を一つの生命体と考えて、自動操縦状態になるというのはどのような状態なのか、ふと考えてみました。
飛行機が目的地に着くまでに、予想していなかったジェットストリームに巻き込まれたり、エンジンが片方壊れるなど、緊急事態に陥る状況があるとします。
そのような危機を乗り越えるには、主なパイロットだけでなく、副パイロットや、技術者や、乗客に状況を伝え、混乱を防ぐ役割の人やら、それぞれが 自分に与えられた役割があると思うのですが、各自違った持ち場の人たち全てに、大きく必要となってくるのは、心の開かれた情報開示によって、コミュニケー ションを図る、ということではないでしょうか。
各自の能力を集結させて、お互いに協力し合うという姿勢が必要になると考えますが、それには各自が自らの役割をしっかり認識していること。
また己を知る、己の役割を知る人たちが、他の役割を持つ人たちに、どの役割が上で、どの役割が下だという、おごったジャッジメントをせず、それぞれが必要とされている人材であることを心から尊重すること。
そして、違う役割を持った人が、自分の知る限りの情報をオープンに開示すること。その上ではじめて円滑なコミュニケーションが生まれるのではないかと、そんな風に思います。
その根底にあるのが、自動操縦状態になれる個人の集団であり、個人が自己のエゴに捕らわれて進むべき空路を決めるのではなく、超自我の意識に向かった、共通のビジョンに向かっているという、大前提が必要であると考えます。
みんなが望んでいる楽園ハワイに向かっているのに、副パイロットが一人だけアラスカに行きたいと考えていたら、たとえ卓越した能力があるパイロッ トでも問題です。その場合、副パイロットには、ハワイに向かっているのだぞ、ということを理解してもらわなければいけませんが、それでもアラスカを目指す 心が変わらなかったら、副パイロットにはその飛行機から降りてもらうことになります(でも、どうやって? 笑)。
上記はなにも、私の実存する生活や仕事の環境の話ではありませんので、英語本スタッフ、ご安心を。(笑)
ちなみに私は英語本というサイトを運営していますが、(みんなで同じ方向に向かっているなあ)という実感しか、ほとんど感じたことがないという、とても恵まれた幸運な状況で、仕事をさせていただいています。感謝感謝
では、なんでマスの自動操縦状態について考えているか?
なんでだろう。
分かりません。
オチがない日記でした。
ここまで読んでくれてありがとう。
オチがなくてごめんなさい。
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