最近、動物が面白い。
人間にも動物のような感覚はあると思うけど、その能力は隠れちゃっているんだろうなあ。
色々なものに覆いかぶさられて、下の方に沈んじゃっているんだと思う。
ちょっと前、自分の中の野性を体感して、中に隠れてたものがでてきた感覚があった。
それったら、ものすごい解放感。言葉にするのは難しいけど、敢えて一言で説明すれば
今ここに生きてる、という充実感がほとばしった感じ。
馬から落ちて大怪我した時にそう思った。
数日、一人で立つこともできない大怪我で、一ヶ月は寝返りもできなかったのだけど
落ちた時は、その場でまた馬に乗って、牧場まで帰れた。
じゃないと(死ぬ)と思ったから。
あの時の感覚は・・
もちろん痛くてたまならかったけど、過去も今も未来もひっくるめて
自分が一つの塊になったような感じで、存在している、生きているっていう
そんな超充実感があった。ちなみに、メガネをとっても目がすっごくよく見えて
遠くまでクリアーに見えていたのにはビックリだった。
脳内ケミカルがなんらかの形で作用したのでしょうね。
でも、ランナーズハイの感じとは、またちょっと違っていたなあ。
もしくはランナーズハイでプロデュースされるのと同じケミカルが
サバイバル状態で、何倍にもなって出たのかも・・・?
サイエンティフィックなことは私は分かりませんが、きっと科学的にも説明できるかもね。
で、、、それ以来、私の中で何かが開いた感じがあって
今では、時々明確にうちの犬が何考えているのか分かったりする。(ホントか?)
(また、このドックフードかよ・・ちぇっ)とか。(爆)
あと、動物と深く関わるようになって、人間のことがよく見えるようななった気がしてます。
顔を見るだけで性格が分かるとか。名前を見るだけでその人のどんな人か想像できるとか
人が他の人のことを話しているのを聞いて、どんな人かなんとなく分かるとか・・
単なる思い込みで、ぜんぜん違ってたら笑えるけど。
ちなみに、人との距離って、人を判断する時に結構近い距離で判断しますよね?
でも、馬と関わるる人は、馬の距離感と感覚が近くなってくるので
遠くにいる人の立ち方とか見て、この人はアグレッシブとか、あの人は優しいとか
そういうことが自然と分かるようになってくるんだろうなあ、なーんて思っていたら
ベテランの馬のトレーナーがこの間まさに同じことを言っていました。
遠くに立っている人を見て、一瞬で感じたその人がどんな人かという直感は
彼の場合は、大概当たってるんだって。
都会に住んでいる人には、ちょっと馴染みのない距離感だと思います。
私も、田舎に引っ越して馬を持つようになって、生まれてはじめて
ああ、こういうことってあるんだ・・って、距離感の違いについて考えさせられました。
人と人との言語でのコミュニケーションは多くて10%。
残り90%は非言語コミュニケーションだそうです。
ボディーランゲージとかね。
でもボディーから放たれている、もわ~んというエネルギーを感じることも
非言語コミュニケーションの90%に含まれているんじゃないかなあ。
そういう感覚が研ぎ澄まされてくれば、人とのコミュニケーションにおいて
お互いに分かり合えるスピードが早くなるだろうし
分かり合えるレベルが深くなるのではないかと思っております。
実際、喋らなくてもとても深くコミュニケーションできていると思える人っています。
前に書いたウィリアムもその一人でした。
彼が亡くなる前に、一番最後に会った時に言っていた言葉を思い出します。
「波動が同じなんだね」ってサラっと、それが当然だというように言っていました。
波動がぜんぜん合わない人たちと、言葉だけで、あーだこーだと
無意味な議論をすることが、なんて非生産的で無味乾燥なことなんだろうと
以前にも増して、さらに強く思っている今日この頃。
と言っても、人と議論することはそうそうないけど。
でも、議論するとしたら・・・そうねえ、言葉は少なく、目から光線送ってやるか。
あ、それじゃあ、議論じゃなくてケンカじゃん。(笑)
夫とケンカする時、目からバシバシ光線がでてて、その先にある物を
ジジーって燃やせるんじゃないかと思えるくらい、私はめちゃ怒ってしまいます。
最近ケンカしたのですが、動物化してきたというよりは怪獣化?
でも、いいんだ、怒ることも必要だ。
と、話がずれそうなので、このへんでやめておきます。
お薦めのビデオです:
http://
*写真は濃い色の方がルナで、赤銅色の方がサニーです
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