バイリンガルだと日本語だけでは入手できない情報がたくさんあります。
英語と日本語でネットの情報を照らし合わせて見ると
情報の質と量の違いは、もう何年も前から感じていたことでした。
英語が読めない人でも、なんとなく違いは感じられていることと思います。
私は英語が読めますが、両方を見れば見るほど入手できる情報に違いがあると
“ここのところ特に感じています”。
多くのお母さんたちは、自分の子どもには将来英語ができるようになって
国際的に活躍できる人材になって欲しいと思われていることと思います。
その動機はなんでしょう?
英語を習得してバイリンガルになって欲しい動機です。
動機をいくつか想像してみます。あくまでも想像です。
1)バイリンガルになって欲しいのは、国際的に活躍できる勝ち組の仕事について欲しいから
もしくは、そういう打算的な気持ちは全くなく
2)子どもの世界を広げて欲しい、そして世界の人のお役に立って欲しい
ではまず、1)国際的に活躍できる勝ち組の仕事について欲しい について
私が思っていることをお話させてください。
自分の心の中にある打算的な部分を見たくない人もいるかもしれませんが
そのような打算があったとしても当然だと思います。開き直ってもいいと思います。
というのは、私たちは競争社会で生きるための教育を受けてきました。
その競争から完全に脱落してた私がこんなことを言うのも変ですが(笑)
でも、ま、優秀な方々は、学力を競争する教育環境で育ってきましたよね。
しかしながら英語は・・英語だけできてもそれは道具でしかありませんので
本ちゃんの社会では、道具だけ持っていても使い道を知らなければ
国際的に活躍できる勝ち組の仕事にはつけません。
今の世の中では、英語ができた上でそのツールを何に活かせるか
そこの部分を持っていないと、ほとんど役には立たないのです。
ま、翻訳家になるとか通訳になるとか、そのくらいがオチです。
私はそれらの仕事をやっていたことがありますが
通訳は自分の思っていることを喋れないし・・
ちなみに、好き勝手なことを喋る通訳がいたらコメディーになります。(笑)
ほんでもって、翻訳家は自分が考えていることを勝手に書けないので
私の場合は仕事に慣れてきた後は、それらはつまらない“作業・労働”でした。
石油関係の翻訳をやっていた時には、心の中で「環境問題なんとかしろよ」とか
「石油が枯渇することは何年も前から予測できていたのであれば
そのことで大騒ぎするなら、代替エネルギーの開発に力を入れろよ」と
OP○C会議の翻訳などをムカムカしながらやっていました。
でも、翻訳家は機械と同じですから、右から入ってきた言葉を
翻訳して左に出すだけなんですね。当然そうです。あくまでも翻訳なので。
言葉ができるだけだったら、こんな程度の仕事はできると思いますが
それじゃあ、国際的に活躍するなんて絶対に無理。
ということで、言葉だけできてもただバイリンガルになるだけじゃ
何の役にも立たないんですよ、ホントに。
と言っても、翻訳家さんや通訳さんは必要とされていますが。
では次
2)子どもの世界を広げて欲しい、そして世界の人のお役に立って欲しい
これについては、本当に英語ができれば世界は広がります。マジで広がります。
場合によっては、かなり楽しくもなりますので、バイリンガルは悪いことじゃないです。
しかし、人の役に立てるかどうかは分かりません。
この“人の役に立つ”というのは、簡単なようで難しことじゃないのか?
と、最近つとに思っております。
例え話をここのところのホットな話題に合わせてお話させていただきます。
ホットになっているのは私だけかもしれませんが。(笑)
英語本のスタッフの石井ちがこんな日記を書いていました
それによると、新型インフルエンザのワクチンの情報を検索すると賛否両論出てくると。
そして、どっちがいいんだか分からないけど、なんかワクチン怖いかも・・と。
でも反対意見を言うどころか、逆に強く肯定されてしまった・・と。
ま、その辺のことがコメント欄まで読むと見受けられるのですが
このような葛藤って、彼女だけじゃなくてあなたにもありませんか?
何を隠そう、私にもある。
「そこを3歩行ったところに穴があるから気をつけて!」と歩いている人に言ってあげたい。
けど、人が大丈夫だと思ってやっていることに口出しして、嫌な気持ちを与えたくない。
でもさ、本当にさ、穴がさ、3歩行ったところにあるんだわ。
避けられるかもしれないけど、穴に落ちるかもしれんという危険があるワケだ。
だけど、その人を傷つけたくないから、言わないでおこうという自分がいるんだ。
こんな例えで上手く説明できたか分かりませんが・・・
人の気持ちを尊重したいし、信じている人の気持ちを傷つけたくないため
意見するのを躊躇する。う~ん、本当のところはどうなのだろう?
自分が嫌な人だと思われたくない気持ちが隠れていたりしないか?
もし、自分がかわいいということを優先させるのではなく
たとえ人に恨まれても、勇気を持って人のことを思いやってあげられる気持ち
このような姿勢を日常生活の中で、親の背中で語れないのだとしたら
ちょっとぐらいのエネルギーを振り絞って、人の役に立つことをしない人が
どうやって人のお役に立てる人間を育てられるのだろうか?
英語ができても、自動的に、人のお役に立ちたいと思う気持ちは生まれてこないんです。
これはあなたのことを言っているのではありません。
私はバイリンガルです。なので日本語では検索しにくい情報を得られます。
でも、石井さんと同じようにやっぱり躊躇する気持ちがありました。今でもある。
命や生殖機能に危険が起こる可能性があるかもしれないことを
(大げさに言って人を怖がらせているんだわ)と思われたくないために
何も人に伝えずにいるという選択もあります。私もその選択も考慮に入れました。
というのは、どの情報が正しいか間違っているか、完全には判断がつかないからです。
なので何も言わない方がいいのかなあ、とも思いました。
その反面、自分の子どもにはワクチンをするのは絶対にあり得ないと思っている。
だけど・・・・ 自分は知っているけど、人に伝えるのを躊躇していたら
私は一体何のためのバイリンガルなのだろう?って思うんですね。
私が始めた英語本では、将来、人のお役に立てる人材をお母さんの手で育てて欲しい
そういうコンセプトの元で活動してきたのに、それを作った私でさえ
(伝えた方がいいのかなあ、口をつぐんでいた方がいいのかなあ)と
全く思わなかったワケではないんです。頭の中で考えている理想だけでなく
現実に行動するのは、綺麗事を言ったり思ったりするのとは違って難しいのですね。
だいたいが、人の人生になんのために介入しなきゃならんのだ?と
そう思うこともあります。でもね、自分が逆の立場だったら
子どもを守るために、私が知らないことを知っている人がいたら教えて欲しいです。
今日、日本人のお友達から電話がかかってきました。
おせっかいだと思いつつも、私が感じていることを話すると
神妙に話を聞いてくれた後、「教えてくれてありがとう」と言われました。
そして「私も人に伝えるわ」と言っていました。
一笑されてお終いになると想像していたので、その反応は意外でした。
さて、アメリカのお医者さんが、自分の子どもには今回のワクチンは絶対に与えないと
大手メディアのインタビューで言っていました。
先日、知り合いと話ししたら、病院で看護婦さんたちが
「あんなものは必要ない」と言ってたそうです。
もしくは知り合いの従兄弟が勤める病院では緊急会議が開かれて
ワクチンを打つのは避けた方がいいと言っていたそうです。
だとしても、主要なメディアからは肯定説、または恐怖を煽るニュースしか流れてこない。
でもネットで検索すれば、陰謀説とか怖い話しかでてこない。
そんな中、何が正しいか間違っているか判断できない、というのは理解できます。
なので前回、この記事を掲載させていただきました
これだったら怪しい記事じゃないし、免疫の専門家の方の意見です。
陰謀説まがいのものじゃないので、ちょこっと自分の空いた時間に
お友達にメールでリンクを教えてあげることはできますよね。
他にもこのような情報があります。
新型インフルエンザ市民対策会議発足委員会
特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター
『待って!そのワクチン本当に安全なの?』10分ダイジェスト版ビデオ
それでは最後に面白い話をば。
先週メガネ屋さんに目の検査と新しいメガネを作りに行きました。
その時、赤ちゃんを連れた若いご夫婦がいて、赤ちゃんが泣いているのは
今日、予防接種を何種か受けた後だからと言っていました。
それを聞いたメガネ屋さんは、「まさか新型ウィルスのワクチンじゃないだろうね?」
と聞くと「まだそれはやってません」と若いお母さんは言いました。
メガネ屋さんは続けて、「あれは絶対にやっちゃダメだよ。かくかくしかじか
こういう理由があるからね、とにかくあなたの赤ちゃんに与えちゃダメだよ」と
強く言っています。彼女たちが帰った後、眼医者さんとメガネ屋さんと私とで
なぜか椅子に坐って新型インフルエンザの話になりました。
実はその時、私は聞き役だったのですが、メガネ屋さんと眼医者さんは
私が人に言い難いことも言いつつ、ワクチンに大反対していました。
こんな田舎町でも会う人会う人同じようなことを言います。
牧場のラスティーまで同じことを言っていたので
「インターネット使わないのにどうやってそういう情報を得てるの?」と聞くと
「この間、病院に行った時に、看護婦の若い姉ちゃんたちがみんなそう言ってたよ」と
言っていました。インターンの人たちも同じことを言ってたそうです。
さて、メガネ屋さんから聞いた、ちょっと面白い話。
『ある町でたっくさんの人がインフルエンザと風邪にかかったそうです。
その時、貧乏で子どもが12にもいる家では、誰一人病気になった者はいませんでした。
不思議に思った研究者が、その家庭では何が違うのか調べに行ったところ
特に健康管理をしている様子もなく、彼らは普通に生活をしていたらしい。
しかし、研究者はふとしたことに気づきました。
各部屋、各ベッドの脇、そして各テーブルの上に、たまねぎが置いてあったそうです。
研究者はたまねぎを一ついただいていいですか?とその家のお母さんに聞くと
「どこでも買えるオーガニックのたまねぎで、家には他にもたくさんあるから
どうぞご自由にお持ちください」と、一つ分けてくれました。
研究者は早速ラボでたまねぎを調べてみると、なんとたまねぎが
空気中のウィルスを吸い取っていたのだ!ということを発見したそうです。』
ホントかどうか分かりませんが、試してみても損する話じゃないですよね。
P.S.
色々な情報が出てくる中、新型インフルエンザのワクチンは、宇宙連合の宇宙人が
その毒性を消してくれたから、今はもう安全になったという話も出てきました。
そこまでくると顎が床に落ちてしまいますが、ウソだとも断言できないし信じる人もいるでしょうね。
日米/英にかかわらず、2つの国家の言語や文化などを理解する者には
ついてまわる問題だと思います
お互いの国の利益とかで情報を(とくにマスコミなどで)都合の悪いことは
放送しないとか、ちゃんと伝えないとか
石油の問題なんかは石油産業や環境産業なんかの利権争いの面が
強いような気がしますが
(翻訳は本当に割り切らないといけないのでしょうね)
翻訳学校にこれから申し込もうと思っているのですが、授業料取られる
だけかなぁと心配しています
論文レベルでも翻訳できるぐらいになれば仕事はあるのかと思っていますが
そういう翻訳ができること自体を「世界を広げた」と思えればと思っています
残念ながら研究者として活躍できるほどのスキルは持てませんでしたが
投稿情報: じょあんなT | 2009/10/28 11:21
北海道のゆっかりんが新型インフルエンザの実体験を
サラ~っと分かり易く書いてくれています:
http://yuccayuccayucca.blog17.fc2.com/
私もかかりましたが、これまでのインフルエンザよりは軽かったです。
なので、ずっと風邪だと思っていたくらいでした。
投稿情報: マミ~ | 2009/10/28 12:09