先日の記事にコメントバックするために書いていたら、またまた長―くなってしまったので、またもやこちらの方で日記にします。
自分で書いた、こんな学校があったらいいなを読み返してみました。いつも思いついたことを後から忘れちゃうんですが、きっとこの思いつきも、シャワーをしてた時に来たに違いない・・・。思いに耽っていて電球が光って、ユリーカ!と何かアイデアを思いつくパターンは、私の場合はシャワーか車の運転している時が多いです。あなたは?
で、忘れてた思いつきですが、思い返すと、確かに、そんな学校があったらいいなあ。でも、もしかしたら自然とそっちに行く方向に動いているのかもしれないと、自分が毎日やっていることを振り返って、今、思っているワケなんです。毎日やってることって、馬のトレーニングなんですけど。(笑)
なんで学校と関係あるんや!?とお叱りの言葉を受けてしまいそうですが。それが関係あるんです。ただ、言葉で説明してもあまり理解されないかもしれません。
家庭教育の方法など、お勉強チックなことは、コンピューターなどのツールを使って、指導法を構築するというのは可能だと思うんですね。だけど、感じたり、気づけたり、深く考えたり、意志を持ったりすることなど、意識を覚醒させていくというのは、体験したり、体感したりしなければ、なかなか培えるものではないと思うのです。でもって意識の覚醒には、逆に頭でっかちな知識が邪魔になったりするので、これはもう、本を読んだり情報を得るだけでは、得られるもんじゃないと思っているんですね。
しかし、“体験できる出来事”とは、日常生活の中にもたくさん転がっています。ただ、もしそれらを市内を走っているバスと呼ぶとしたら、馬からの学びは私にとっては超特急列車です。瞑想は快速列車くらいの感じ。でもって、大自然の中で馬から落ちて、自分の力で這い上がらないと死ぬかも!?なんていう体験は、これはもう新幹線です。ああ、また、おかしなことを言い出しています、自分。時々書いていて思うのですが、私の書いている変なことを理解している人がいたら、結構すごいな、って思いつつ書いているのでした。
右脳でイメージされている想いがあって、それを左脳で言葉にしているのが、こうして書いている作業なのですが、言葉だけだと伝えられない、複雑な、ああ、いや、本来はとてもシンプルなことがあるんですね。例えば、自分から出ているエネルギーを意識するなんていうことは、言葉でいくら説明しても、上手く伝えることができないのですが、馬を前にして見本を見せてもらって、こうやってごらんと言われて実際にやってみたら、本何冊読んでも分からなかった、自分のマインドの在り方が、一瞬で分かったりするワケなんです。
例えばの話ですが、私の夫のロバート君は、英文学の博士なので本を読むのが仕事です。彼は小さい頃から本の虫で、たっくさんの本を読んできました。それが悪いことと言ってるんじゃないんですよ。それも大事。で、うちには犬が3匹いるんですけど、膨大な知識を持っているロバート君は、その3匹にいつもナメラレテいます。彼が3匹に「飛び跳ねるんじゃない」って言っても、3匹はぜんぜんお構いなしに、尻尾をフリフリ彼に飛びつきます。私は声を出しませんが、手の平をうちの犬たちの上にあげるだけで、私には犬たちは飛び跳ねません。でもって、無言で手を頭の上にあげると彼らは坐りますし、無言で床を手でパチパチ叩くと、彼らは伏せをします。そして無言で両手をひっくり返すと、彼らはひっくり返ります。これは犬をそう調教したんじゃないんです。ちょっと前に、ある日やってみたら即その場でできました。なぜなら毎日馬の調教をしているからだと思います。マインドが同じモードになっていましたから。
馬はやっぱり手をちょっと動かすと動いてくれます。今度ビデオに撮ってみようと思っているのですが、太っちゃってビデオに映りたくないのでした。なのでビデオ撮りできるように、今日から頑張ってフィットネスクラブ行きを再開します。←ここで宣言しないと、また今日もサボる自分が見えている・・。あ、いいダイエットがあったら、コメントで教えてくださーい。
話を元に戻しますが、手じゃないんですよ。手の動きを手品みたいに使っているんじゃないんです。マインドなんです。マインド。これを人に教えてあげたいと思っているのでした。それには、馬がものすごくいい先生になるんです。目力っていうのはどうなんでしょうかねえ。目は力を出すというよりも、受動的に見る方が優先し、そしてコミュニケーションに使うことの方が、能動的に力を出すことに使うよりもいいような気がしますね。目力をやたらに出されたら怖くないっすか?(笑)たまに、いるんですよ。自分の方が偉いと思って威圧的に、無闇に目力を出す奴が。(笑)でもそんなアホなことをするよりも、エネルギーは体全体で出した方が、動物とコミュニケーションする時には有効のように思います。手とか目の力だけでない体全体から放たれるエネルギーを、思考によって自分で意識しコントロールできたら、人間も動物なので、人との付き合いや、自分の周りの出来事さえ変わってくると思います。
私が息子を小さい頃に教育していた時、このようなマインドの教育に、意識こそしていませんでしたが、今考えると自然と比重を置いていたと思います。ちなみに息子は馬に興味はないのですが、彼が側にいると、私が毎日調教している馬でも、私ではなく彼の方についていきます。これ、すっごくむかつきます。というか、悲しい・・。この間、私がサニーについておいでと無言で体で話しかけている時に、息子が側で意地悪をして、ボクの方においでというエネルギーを出しているんです。いつもはすぐに私の方に来るのに、サニーが私と息子の間で立ち往生してたので、変だなと思って息子を見ると、彼が(こっちにおいで)ってやっているところを私はキャッチしました。息子に「ちょっとやめて」と言うと、彼はテヘヘと笑っていました。しかし、これは特別な能力ではないのです。誰にでもできるんです。誰にでも分かることです。
頭がいいだけの子を育てるなら、私にとっては困難でも苦労でもありませんでした。でもマインドの部分、精神の部分、これを息子に伝えるのは、全身全霊をつぎ込まないとできないことだったと、今振り返って思います。その部分は、言葉でもテクニックでも賄うことのできない、私自身の姿で見せるしかない。なので息子云々ではなく、自分自身の在り方、自分のマインドの在り方において、毎日が子育てという修行だと思っていました。
じゃあ、日常生活の中でのどうやってたのか?というのは、インスタントにマニュアルを渡せるものじゃないので、人に伝えられないのです。しかし、馬に出会って初めてのレッスンをした時に、ピキーンと頭の中に電球が光ったんです。「馬が人間にマインドの在り方を教えてくれる!」って。初めてのレッスンの時に、思考の在り方を馬という媒体を使って、上手く人に伝えられるかも!と閃いたんです。そうして人々の成長に奉仕できるチャンスをもらえた馬も、彼らの魂の向上になると思うのです。人間だって他の成長に役立つことをするのは、魂が磨かれるって思いません?そう考えると、うちのルナやサニーはラッキーな馬だなあって思います。彼らは明らかに私の成長を助けてくれています。そして、私は彼らから学んだことを人に伝えたいと思っています。
私は閃いたその後、すぐに田舎に引っ越して馬を飼いました。チル大を創って公開したすぐ後でした。早いもので、もう約2年前なんですねえ・・・。でもって、今は毎日、雨の日も風の日も練習しています。
もし、『こんな学校あったらいいな』が実現するとしたら?お勉強などの部分は、他にもできる人がたくさんいます。その部分は、能力のある人が集まって、協力し合えればなんとでもなるでしょう。でも、馬は私のような環境にいない限り練習しようがありません。それでお天道様から言われたんだと思います。「日本に住みたいと思う前に、なんでお前がテキサスにいるか考えてみろ」って。「今そこにいなければできないことをしろ」って。
ま、そんなんで、私には私にしかできないことで、精進する努力をしています。が、面白くてたまらないので、元々は根性がなくて虚弱なのですが、超暑くても超寒くてもぜんぜん苦になりませんし、馬のウンチまみれになってもなんのその。毎日が最高に楽しいです。
そのうち、日本の田舎で広―い土地がある所で、自由に馬に乗りに行ける山なんかも隣接していて、そこにランディーファミリーが住みつつ、人が宿泊できる場所もあって、様々なセミナーや自然体験や、馬の世話や、畑仕事や、そんなことをしつつ、勉強だけではない、人の成長のための学びができる場所を創りたい・・・というか、そんなもんが空から降ってきたらいいな、とずっと思っているのでした。使い道がない10000坪以上の土地を持っている人を知っていたら教えてください。こちらは今、息子と夫に、少しずつ「そのうち日本に住もうねえ」とか言って洗脳しています。ぷぷ。
では、今日もこれから馬の所に行って来まーす。
この方は人間ばなれしています。馬のことじゃなくて、この人のことですよん。(笑)
P.S.
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こんにちは、ケロです。
マミ〜の今日のブログ、ちゃんと理解できているのかしら・・・私(^^;)。
でっ、でも、なんとなくわかります。
馬ではないですが、広〜い海でイルカや魚たちと泳いでいたりすると
無言の中、体のエネルギーでお互い感じ合うことが出来ている気がします。
きっと広〜い土地で、馬と生活をしているとそんな感じなんだろうな♪と。
>勉強だけではない、人の成長のための学びができる場所を創りたい・・・というか、そんなもんが空から降ってきたらいいな、とずっと思っているのでした。
ホント、いいですねっ♪
私自身、詰め込み学習ばかりやってきた人間で、大人になってからの方が
生きて行く上で大事なことをたくさん学びました。
子どもには小さなうちからもっと豊かで素敵な日々を過ごしてほしいな☆と思っています。
マミ〜、今日もありがとう!
投稿情報: ケロ | 2009/12/03 10:58
ケロちゃん
なぬなぬ、広い海でイルカと泳いでいるんですかい、キミは!?
それ、私もやりたーーーーい。でも、サメ怖くない?
しかし、チミが住んでいるのはどこなんだろう???
広いイルカがいる海の近くで、保守的な町・・・・ う~ん
詰め込み学習してきたということは、勉強ができたんだね、きっと。
私は宿題もやらなかった・・・かといって、豊かな子ども時代を送ったかどうかは疑問。(爆)
>マミ〜、今日もありがとう!
いえいえ~
書く時には書くんです、あたしゃ。
でも書かない時には書かないんです。
書く時に書かなくて、書かない時に書いてたらビックリです。
すびばせん。
つい、リアクションできないような、本人だけが面白いと思う
一人テンションハイ状態になってしまいまふた。
あ、紅茶2杯飲んで、カフェインが強すぎたのかも。
失礼しました~
投稿情報: マミ~ | 2009/12/03 13:10