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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
馬との関わり方など、テキサスから真摯に想いをシェアするべく書いて行きます。
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喉元まで、マハティをうちの子にすることを決めてました。しかも、マハティは200ドル。なので、馬が高いとか安いとかお金の問題じゃなくて、ってか、$200なんて安すぎるんだから、それで悩んでいるのではないのですが・・・うちにそんなに馬がたくさんいてもどうするよ?っていう話なんです。
ラスティーの所にサニーが今、行っています。サニーちゃんを他の馬たちから離してトレーニングするためです。最近、サニーは別人じゃなくて、別馬になったように、犬みたいに言うことを聞く馬になりました。なので、牧場内とかアリーナの中とかトレイルに出ても、周りに人や馬や車がいなければ、ロープをつけなくても後ろにピッタリくっついてきます。
昨日もロープを外して、いつも草を食べさせている所から300メートルくらい離れた所で、サニーに草を食べさせていました。すると一瞬彼は何か思ったことがあるかのように首をあげ、すたこらサッサとどっかに行くではないですか!でも、まあ、そんなに遠くに逃げたりしないのは分かっていたので、あれあれあれと、笑いながらついて行くと・・・他の馬たちの所に勝手に訪問している。
そして・・・・ここからはあくまでも私の妄想なのですが、なんか最近、サニーの心の言葉が分かるような妄想が入ってまして、昨日もそんな妙な感覚に・・・ サニーが他の馬たちをご訪問しているところ、私が何もなかったように近づくと、サニーは(あ、お母さん、そこにいたの?)というように、私に寄ってきました。そして言うんです。(ボク、お母さん好きだけど、他の馬たちと一緒にいたいんだよ)って。(最近、元気がちょっとないんだよ、ボクは。ルナとゼファラスいないし、他の馬たちとはフェンス越しにしか会えないし、それって馬のボクとしてはひじょーに寂しいことなんだよね)って。
なんか、そんなことを訴えられているような気がして、心の中で(分かったよ、分かったよ)と言ってあげました。そう理解してあげると、サニーは元のように従順になり、私が「じゃ、もういい?行くよ」と言うと、素直にスタスタ私の後ろについてきました。
ロープをつけてないのに、馬がどこに行くにも後ろについてくるっちゅーのは、とても面白いっていうか、気持ちいいっていうか、う~ん、言葉で説明できない。何て形容したらいいのだろう?なんかあるべき姿っていう感じがするんです。それが自然で当たり前という感じ。私たちはその後アリーナに行き、私はちょっと馬になってみました。
サニーと一緒に走ったり、止まったり、歩いたり。彼は私がゼイゼイいっているのを面白いと思ってたような感じでした。ま、これも妄想ですが。しかし、妄想が入った独りよがりの会話でも、馬と会話できるっていうのは面白いです。まじで昨日は、サニーにもし収入があったら、夫と離婚してサニーと再婚するわ、って思いましたもん。(笑)
さて、我が家には馬房が3つしかないんです。将来的にルナとアンダルシアンをかけて、ハーフ・アンダルシアンのベビーを作りたいとしたら、馬房の数と土地の広さを考えると、マハティを飼うのは無理かな・・と。そもそも、ラスティーのために一ヶ月だけマハティをトレーニングするために、家につれてきただけなのですが、情がうつっちゃうのよ、すぐに。
もちろん日本の土地事情よりも断然広いとは思います。が、土地のメンテって大変なんですね。田舎に住んで馬を飼うまでそんなこと考えたこともありませんでした。こちらでは一頭当たり2エーカーって言われてたかな。ま、少なくて1エーカーとしても、うちの土地なら4頭持つのが限界。サニーはさっき言ったように、一人で寂しいっていうので、近いうちにうちに連れて帰ってあげたいし・・
でも、マハティは今は既に私が外に出ると、ゼファラス同様、私の側に寄ってきて、歩くと後ろをついて歩いてくれます。かわいいよねえ、たまらなく。あ、面白いのが、マハティが私の側をふんって離れると、100%ゼファラスが登場して、マハティのことを叱るんですね。お前、お母さんの言うことが聞けないのか?だったらあっちに行け!って、マハティを群に入れないように追い討ちをかけます。なのでマハティが私の側を離れない躾は、実は私自身は何もしていなくて、ゼファラスがその役目を果たしてくれていたのでした。
最初は、なんでゼファラスはマハティに意地悪するのだろうか?って思ったんですね。ゼファラスってそういう子じゃないので。しかも、干草や水を一緒にシェアして食べてて、仲良くしているんです。ところが、マハティが私のコマンドなしに勝手に私たちから離れると、ゼファラスがマハティを噛みつこうとします。そしてすぐ後にマハティが私たちの側に来ようとすると、入れてあげないんですね。
そのようなゼファラスの行動パターンを私は理解した後、ちょっと試してみたことがありました。それはゼファラスがマハティを追い払った後、私がマハティをまた私たちの側に引き入れてあげるんです。もちろんボディーランゲージで。そうした時にはゼファラスはだまって草を食べ続けています。ところが、私が引き入れていないのに、マハティが勝手にすぐに入ってこようとすると、ゼファラスはマハティを入れてあげない。ゼファラスに助けてもらって、私が群のリーダーであることをマハティに理解してもらえました。今、マハティは私が近づくと、お尻を向けて離れるということはなく、逃げずにお尻をスウィングさせて、私の方に顔を向けます。
馬一頭だけじゃなくて、群れの中に(と言ってもうちの馬の数は少ないですが)いると、彼らの習性は彼らから教えてもらうことができます。馬たちに直接コミュニケーションを教わった方が、人間のトレーナーに教わるよりも分かり易かったりするので面白いです。
さあて、マハティ、どうしようかなあ・・・
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すごいですね~
こんな馬とのコミュニケーションが、私の理想です
馬と会話がしたい
馬の習性、本能を無視することなく、馬と関わりたい
馬になりたいといつも思います
私は、ただかわいいとか癒されるとかいうことで
馬と関わることはしたくないのです
群れの仲間、リーダーとして、馬を守りたいし
コミュニケーションできたら最高です
このブログに書いてあるようにです
今のクラブは、競走馬として育てられ、群れとして
馬本来の生活から大きくかけ離れた暮らしです
日本では、仕方ないのかもしれません
せめて、馬と人間がお互い楽しくムリなく乗馬ができることを
心がけながら、乗るようにしています
私は、乗馬というのは、乗るだけではないと思っています
馬はとても人をよく見抜きますね
なので、私は、クラブにいる間、できる限りのお手伝いをさせていただいています
掃除も、えさやりもお世話も・・・クラブのスタッフと間違えられます(笑)
一見乗ることとは何のかかわりもないように思えることでも
繋がっているな~と感じます
また、素敵なブログ、お待ちしております
ありがとうございました
投稿情報: 木苺 | 2010/10/13 05:29
に、にひゃくどる?今、円が高いからってこと関係なく安すぎ~~~!!
何?2万円でおつりが来る馬って~~~!
2000ドルなら何とか理解できるけど(それでも安いよ)。
アメリカってそれが馬の相場なの?
投稿情報: plummama | 2010/10/13 12:43