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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
馬との関わり方など、テキサスから真摯に想いをシェアするべく書いて行きます。
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ラスティーの牧場で、しばし俺様風を吹かせることができなかったサニーは、途中ほんの少し(鬱になってんの?)と思うようなそぶりを見せつつも、食欲旺盛でだんだんと筋肉隆々になっていました。そのサニーちゃんですが、本日、我が家に連れて帰りました。
私はここのところ、毎日、午後、ラスティーの牧場にサニーに会うために出かけ、サニーと濃厚な数時間を過ごしていました。牧場に行くとロープを持って放牧地にいるサニーを口笛で呼びます。最初の頃は、呼ぶと(あ、今日もトレーニングさせられるんですかい。逃げろ逃げろ)と、反対方向に歩いて行っては、フェンスのところで立ち止まり、堪忍して私にロープをつけられていたサニーでしたが、ここのところは口笛を吹いて「サニー」っと、恋人を呼ぶように高い声で呼ぶと、彼は一瞬行こうかどうか迷いながらも、(ああ、呼んでいる。いくか・・)と、のっしのっしと私の方に首を垂れてリラックスムードでやってくるようになりました。そしてロープなしでも後ろについてくるようになったので、牧場内ではアリーナに向かう道でも、外乗するトレイルでも、ほとんどロープを持たずに歩いていました。
そんなことしたら、いちいち草を食べるために止まるんじゃないか?と思われると思いますが、馬ってすごいんですね。こんなに良く分かるようになるとは、私自身ぜんぜん知らなかったのですが、草を食べようとする時に、私のつま先でトントンっとして「今はダメよ」ってやったり、後ろを向いて、指を差して「今はがまん」とか言うと、まるで子どものように言うことを聞きます。草食べの躾をすると、食べて良い時とダメな時が分かるようになるし、食べている途中でも私が動けば、サニーも草を食べるのを止めて一緒に歩いてくれるようになりました。ロープをつけてなくてもです。
上手に馬に乗れることも楽しいことではあるのですが、私の場合はこういう馬とのちょっとしたコミュニケーションが上手くいくことが、馬をやっていて本当に楽しいことだと思っています。でも、このような馬との信頼関係があると、騎乗した時にもサニーは私のことを見ていて、上にいる私の指示を待っている状態になっていると、最近特に感じるようになりました。(好きな君のためならボクはなんでもするよ)って、言ってくれているような感じです。サニーに稼ぎがあったら、夫を捨ててサニーと結婚したいくらいです。ぷぷ
さて、馬がハッピーな時、本当に体からそういうバイブレーションが出るんじゃなかと、体で感じてしまうような妄想を持っているのですが、今日、サニーが家に帰って来た後、ルナたちと再会して、非常にうれしがっているように見えたサニーの横に立つと、無言の馬から、体を通じて感じられるテレパシーのようなもので、(本当にうれしい)という気持ちが、ブブブブというバイブレーション・・・というか、うれしい・ハッピー・オーラっていうか、細かい電磁波のような幸せ光線が体から放たれるのを感じてしまいました。まあ、何にしても妄想なのかもしれませんが、とにかく私には、そういう感じを体で受けるもんですから、つい、幸せな馬のバイブレーションに触れて、私自身もハッピーでニコニコしてしまうのでありました。
その時、サニーとルナが木陰につるんで立っていて、ゼファラスとマハティはちょっと離れた所にいました。今日初めてマハティに会ったサニーは、マハティを完全に受け入れてはいませんでしたが、特に襲撃することもなく、無事にサニーにマハティを紹介することができました。その間、私はずっと馬たちと一緒にいて、ナーバス・エネルギーを誰もが持たないように、その場の空気を和らげようとしていたのですが、なんとゼファラスが「ボクもその役を引き受けるよ」と、彼はサニーとハマティの間でピースメーカーになっていました。
ゼファラスは群の中で、私が上手く他の馬たちをリードできるように、いつも助けてくれます。これは妄想じゃなくて毎回そうなので、もう絶対にそうだと私の独りよがりでそう信じているのですが、ゼファラスにそのことを私が分かっていると心で伝えると、(やっと分かってくれたんだね。でもボクにはもっとできることがあるよ)と言っていました。馬たちは心で喋りやがるんですよ、みなさん。
いつもは寡黙なサニーですが、今日のサニーは非常に饒舌でした。(ありがとう、ありがとう、うれしい、うれしい)って何回も言ってましたから。ぷぷぷ 面白いことにサニーの心から伝わってくる言葉は、ゼファラスのように洗練されていません。すっごく単純な気持ちを繰り返すんです、彼は。その点ゼファラスくんはもう少し知的なようで、人間の子どもで言ったら、クリスタル・チルドレンとか言われる種類の子どもと言えば、伝わり易いかもしれません。
今日はゼファラスにもう一つ言われたことがありました。それはコミュニケーションする際に、ゼファラスとの間に持つ距離のことです。彼は言いやがるんです。「近くに来なくても十分分かるから」って。(笑)そうなんですかあ・・・ベタベタする必要はないんですかあ・・・。サニーはベタベタするのが好きなのですが、ゼファラスはベタベタ好きではないみたいでした。
ま、馬が喋るというのは半分冗談として。馬と一緒に何も考えないでいると、彼らは何もしないでただ立っているだけに見えるんですが、実はそうじゃなくて、結構うるさいんです。もちろん人間のように思考したりコミュニケーションしているのではないのですが、彼らはただ単にボオ~っと立っているだけのように見えて、色々感じているのを感じることができます。それが分かると、自分も馬のようにただただ何もせず、ボオ~っと立っているだけのように、ずっと同じところに長い時間いることができ、でもそれでもぜんぜん飽きません。
なんか、本日はそんなこと書こうと思ったのではなかったのですが、でも、それが今日、馬たちと一緒に過ごしていて感じていた、私の生の感じ方だったんだなあ、と今、書いている自分の言葉で気がつきました。
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あ~こういうの大好きです
憧れちゃう~~
ぜひ、実際この目で見たい!
馬に限らず、言葉を持たない動物たちは
それに代わる何かでコミュニケーションしていると
思います
テレパシーとまでいかなくても、感覚を使っているのは
間違いないと思います
馬に乗った時、「あなたにのってもらえてよかった」と
馬に思われる、そんな乗り手になりたいです
(実際そう感じることがあるのですが、勝手な妄想!?(笑))
投稿情報: 木苺 | 2010/10/28 05:19
木苺さん
こんにちは。
馬はなんかバイブレーションっていうか、エネルギーでコミュニケーションしているように感じています。
犬よりもイルカのコミュニケーションに近いように思うのですが
証明できることじゃないので、そんな感じっていうくらいのものですが。
あなたに乗ってもらってよかったって思われてますか!?素晴らしい。
妄想じゃないかもしれませんよ~。
投稿情報: マミ~ | 2010/10/30 10:31