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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
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先日の日記に”馬のコミュニケーションってテレパシーを使っているみたいなんだ!”と書きました。そして、それについて書く予定だったのですが・・・・
まず、数日前、サニーに乗っている時に、私はあることを発見しました。次の日、ロニーが来たので、そのことを彼に話しました。するとロニーは、「新たな世界にようこそ!よくも短時間でここまで上って来たね。」とニコニコしながら、私に手を差し伸べ握手しました。しかし私は、「それを知ってたなら、なんで最初から教えてくれなかったのよ~!」と彼をこずきました。
それに対しロニーは、「ははは、そういうことはね、自分で発見しないと意味ないんだよ。」と言います。私は頭の中で、(なんで最初から全部教えてくれなかったのよ)と思いつつ、「でも、ちゃんと上手く伝えることができたら、きっと多くの人がもっと早く学べるようになると思うんだけど?」と言いました。でもロニーが言うには、「それじゃダメなんだよ。そしたら、人はそのことばかりテクニックとして、集中して手に入れようとするだろうからね。考えて考えて考えたあげくに、自分自身で発見できなければ、表面だけ頭で理解して分かったつもりになるだけで、決して本当に理解できることにはならないんだ。」とのこと。
確かにそうかもしれません。つまり、例えば哲学書などを読んで、書いてある意味は分かったとしても、決してその通りに生きられる叡智は身につかない。にも関わらず、読んで知っていることは、既に理解していると思い込んでいるから、慢心だけが蔓延ってしまって、逆に学びを停滞させることになる。きっと、それと同じようなことをロニーは言っていたのだと思います。
ちなみに、昨日マハティで同じことを試してみましたが、サニーの時と同じようにはできませんでした。なぜなら、マハティと私の関係がまだそこまで出来上がってないから。ということで、状況が変われば同じことができないし、そうするためにはプロセスを経ないとだめだということが分かりました。なんだか、かなり抽象的な話になってしまって申し訳ないのですが、ロニーの言うことが正解だと、私自身でも納得いきましたので、ここでそれを無闇に書くことはやめておくことにします。
話は変わって。昨日、遠方(シカゴ)から来たるお友達が、ゼファラスの尻尾を触って、彼の尻尾に柔軟性がないことに気づきました。確かに。だからかまた最近、ゼファラスの息使いがおかしかったのかなあ。以前にも首の辺りから、同じ側だけ硬くなっていて、その時に呼吸の音が微かにヒューヒューしていたことがありました。その時はカイロプラクターに治してもらったのですが、また同じ問題か?う~ん・・・。ゼファラス君にはこの問題が解消するまで、適当な運動だけたまにすることにして、エンデュランスの練習は控えるようにします。まだ、3歳半なので、短いスパンで見た“今”よりも、この先長い“将来”の方が大事。
しかし、人気あるオランダ人のカイロの先生は、今から数ヵ月後まで予約が取れないので、キャンセル待ちです。なので、しょうがないから取りあえず、自分でゼファラスのマッサージをしてみました。そしたら、尻尾が柔軟に動くようになった!
もしかして、馬にマッサージして治すのって、人間を治すより簡単なのでしょうか?お尻の片側の方が私の手には硬く感じたので、それをほぐすようにマッサージしたら、みるみるうちに筋肉が柔らかくなっていくのを感じました。尻尾はそれを物語っていて、マッサージ後には尻尾は柔軟に動くようになっていました。これは、夫の腰痛をマッサージして手当てして治すより簡単です。
もしかしたら、ゼファラスがまだ若くて、こっている筋肉も最近のものだから、簡単にほぐすことができたのでしょうか。でも、ルナがびっこが酷い時に、手で触って手当てすると、びっこは治るんです。馬たちって、感受性がとても強いから、間違ったやり方をしなければ、受け止めてもらい易いのでしょうか。不思議。
ゼファラスはマッサージしている間、チンチン出しっぱなしで、目を半分閉じていました。気持ちよかったのだと思います。そして、私が彼を助けているということは、彼は分かっていたと思います。その後、心なしか(ありがとう、ありがとう)って言っているような感じで、私の後をついて歩いて来ていました。
さて、黒チビちゃんは、尻を掻いてもらいたくて近寄ってくるので、それを利用して、彼女のお尻の後ろに立って、車をオーライオーライってバックする時みたいに誘導すると、後ろに下がる芸をするようになりました。面白いのが、右側と左側の目を交互に見ながら指示すると、右足左足を使って左右対称になるように、まっすぐ後ろに下がってくれます。
実はこのことは、サニーで発見したことのヒントでした。
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