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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
馬との関わり方など、テキサスから真摯に想いをシェアするべく書いて行きます。
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(ビデオは一番下にあります)
裸馬で乗る時に、(鞍はなくても鐙だけあったらいいかも?)って、思ったことはないですか?
でも、そう思う人はいても、(ほんなら作っちまうか)と自分で作る人はあまりいないかも。
ちょっと世間のお人とは違ったマインドの持ち主じゃないと、作っちまうまではいかないでしょう。
しかし、そんな人がここにいた: たわけ仙人 (ミクシーに入ると見れます)
たわけ仙人さんの日記に、「鞍なし鐙」の写真があったので
「それ欲しい~」って言ったら、本当に作ってくださいまして
ただ今、そのブツがテキサスの私の手元にございます。
昨日、早速試してみて、夫がiPhoneでちょこっと撮ったビデオがあるのでアップしてみます。
今一度ビデオをちゃんと撮ろうと思ったのだけど、生憎また雨。もうずっと雨続き・・・
この間まで干ばつだったのに、テキサスは一体どうなっているのでしょうか。
(う、天気の話を続けるほど、そこまで年をとってないぞ。馬の話に戻そうっと)
昨日試した時、鐙の長さを調節しなかったので、完全に長くて鐙の感触はないほどでした。
今度乗る時は長さを短くして、左右同じ長さにしておこうっと。乗る前にやれよっていう感じですが・・
マハティもブツをつける部分だけ、ちゃちゃっとブラシをかけただけ。
なので、普段はチレイなマハティですが(?)、ビデオのマハティはどろどろです。
マハティに使ったのはハックモアです。マハティにこれを使うのは2回目。
サニーはこれが好きみたいですが、マハティはハミでもロープでもハックモアでも同じみたい。
ハックモアは口の中には何も入れず、鼻の上のノーズバンドと
顎の下のストラップで馬が感じるようになっているもの。
それで、ビデオでやっているのは・・・屈頭を教え始めてみました。
右手は引っ張るというよりは、壁を作るようなつもりでやっています。
その壁を最初は緩くして、徐々に負荷を少しずつあげてみました。
そして、右足のふくらはぎのところで、ちょこっとだけプレッシャー。
首を下にさげるっていうか、伸ばすことを覚えたところで
推進をもっとやっていったら、丸い体の動かし方になっていくのでしょうか。
ビデオではマハティは理解できないで、若干いやいやしているのが分かると思います。
が、やり始めたばかりなので、大目に見てやってください。
昨日この後、ウェスタンの鞍をつけてハミを使って、屈頭の練習を続けたら
最後には、トロットまで手綱がゆるゆるでも、(これでもか)というくらい
屈頭をしてくれるようになりました。
が!マハティは
(これかい?これをして欲しいのかい?だったらやってやるぜ。ほれ、ほれ、これでもか)
っていう具合になってきたので、(それはやりすぎ。そんな風に意地にならなくてもいいの)と
忍耐強く優しくほだしていたら、最後には(あ、なんだ、これでいいの?)と
つっけんどんな態度が柔和になってきました。
その時、なんていうか、マハティの頭にユリーカ!と電球でも照ったように
(なーんだ、これか。このことか~。こっちの方が気も体も楽じゃ~ん。)と気づいたよう。た・ぶ・ん
しかし、馬との会話は本当に面白いです。
人と会話して、ネゴ(交渉)しつつ、折り合いをつけていくというのと
すごく似ているなあって思っています。
結果、ソリューションを見つけるのは、お互いがWinWinになれるところがいいです。
上に乗って支配できる立場だからと言って、相手をそれで封じ込めるのではなく
相手にとっても気持ちのいい、Winできる部分で折り合いをつけてあげたい。
自分だけが勝っても、それは奪い取るだけ。
そんな野蛮人が好むような単純なゲームよりも
お互いが良い状態になれる結果を生み出す方が、よっぽど複雑な
頭を使う事ではないかと、馬との関係を見ても、人間社会を見ても
同じことが言えるよなあ、、、なんて思っています。
さて、この裸馬用のブツですが、鞍無しで推進と止まれを教えるのに使うのは
とても適しているのではないかと思いました。
鞍をつけて乗る練習の合間に、これを取り入れたら、馬が体で理解し易いかも。人間も。
ちなみにこのブツは、完全に個人の手作りで、たわけ村で悠々自適のたわけ仙人さんは
これを生産して販売しようなどとは、考えていないと思います。
たわけ仙人さんはこれを使い、自分の山の中でブルースという愛馬に乗って散策しています。
自分の山があるって・・・?是非、その山を切り開いて牧場を作ってくださいませ。
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