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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
馬との関わり方など、テキサスから真摯に想いをシェアするべく書いて行きます。
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ビデオを制作する・・・?その詳細まで考えると、うちの馬たちだけの様子を見せても、見る人にあまりベネフィットがないように感じてきた。なぜならば、もうできちゃった使用後の状態を見ても、どうしてそうなっているのかというプロセスを見ないと意味ないかも?ねえ、そーいう、ビデオだったらたくさんあるよね~。でもって、(それができたら苦労しないよ)って思うこと、私もプロのトレーナーたちのビデオをよく観て思います。
ということで、調教しているプロセスも見せたいと思ったら、全くトレーニングされていない馬を探さないといけないなあ。などと、今日朝4時にアイルランドに着いた息子から電話がかかってきて、その後、眠れなくなっちゃったら、色々考え出してしまった。
早速、本日、友人に聞いてみました。「ねえ、お隣さんに何も手をつけられてなさそうな馬たちがいたよねえ?うちで一ヶ月無料で調教するって言ったら貸してくれると思う?」と。彼女曰く、一頭はまだ2歳で何も調教が施されてなさそう、ということ。ただ!「ホルターははめられても、トレーラーに乗ったことはないと思うわ」と。う~ん
つまりは、友人のお隣さんがOKと言っても、馬が馬運車に乗らなかったら、家に連れて来れないぞ。ということは、調教はそこから始まるということか・・・。明日、友人とランチすることになっているので、詳しく聞いてみようっと。他にも調教されていない馬がいないか、探したらいるかも。
問題は、一ヶ月もうちに連れてきてしまったら、また情が移ってしまう。いいお家の馬だったら、良い場所に帰れることが分かるので、情が移っても大丈夫だけど、レスキューする馬とかだと、一ヶ月もうちに連れてきたら、手放せなくなってしまう問題ありなので、オーナーがちゃんとしている人から借りないとダメだなあ・・・。
さてさて、私は毎日3頭馬に乗っているのですが、結構体力消耗します。というのは、テキサスはもうカンカン照りなのでした。すでに日本の夏の状態。それでもまだ、昼間に外に出られるくらいなので、テキサスの猛暑はまだ始まってはいないけど。だけど、毎日3頭乗って、馬の面倒見て、ウンチ掃除してって・・・馬はあと10年したらできないかも。体力が必要ですわ。と思って、今日からズンバを始めようと思いきや、馬に乗る時間と世話する時間を考えたらズンバをやっているヒマなどないのでした。
今うちの馬たちでやっているのは、サニーはコレクション(収縮?)しつつ駈足ができるよう練習。マハティはコレクションしながら、並足、速足、駈足のスピード調節を私のシートでできるよう練習。ゼファラス君はマハティと同じく、でも駈足はまだ。彼はもう少しお尻の筋肉をつける筋トレ。私の乗り方は、とにかくさ、なんでもいいけど、馬の後ろ足を制する乗り方にフォーカスしています。
などなど、馬の筋トレをやっております。食べ物も調整しつつ、人に乗られても幸せでいられる馬になれるよう、肉体とマインドを日々鍛えているのでした。なんていうか、馬の体つくりはまるで盆栽でも育てているようです。まあ、盆栽よりも面白いとは思うけどね。とは言え、とっても気長に構えてないとやってられない。しかも、私、ほぼ毎日考えます。(なんでこんなことやっているのだろう?)って。
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ビデオの件、いろいろと考えてくださっているようで、感謝いたします
日本は大型連休真っただ中という事で、なんとか家族を交渉し、2泊3日で友人の牧場に行っていました
そこそこ乗れる馬が3頭いて、毎日乗らせていただきました
先日の動画に出ていた子が、ちょっと問題児
馬場で乗るのは、人にもよりますがあまり問題ないのですが、
外に出ると、我儘・・・
ついてこなかったり、勝手に帰ったり、先日は外乗先で突然走りだし放馬・・・
お手入れでも、足上げを拒否したり、下手すると立ち上がり、
以前、お掃除をしてくれる人に向かってきたとか
これをなんとかやめさせる事は出来ないものかと、思っています
この馬にも言い分や、育ってきた環境もあると思いますし、
馬は道具ではなくパートナーとして、最後まで見てあげたいと
思っています
そのためには、安全であることが必須です
どうすれば、馬に理解してもらえるのか?
また、どんな問題を抱えていても、どんな経歴を経ていても
なんとかなるものなのなのでしょうか?
日本の馬と、アメリカの馬という違いは関係ないのでしょうか?
出来れば、問題のある子を調教しているところを
見せていただければ、幸いです
十人十色ですから、応用していくしかないのでしょうが、
何かヒントになるものが欲しいです
こんな時はこんな方法もありますよとか、これは外せませんよとか
こういう事だけはしないようにとか、そんなアドバイスもいただけたらなと
思います
また、気がついたときに、書かせていただきますね
よろしくお願いします
投稿情報: 木苺 | 2012/05/06 13:34
木苺さん
こんにちは。
多分、毎日その子と関わっている”人”の問題ですね。
馬を変えるのではなくて、人間が変わらないといけないのだと思います。
これは、特定の条件や人に当てはまることではなく
全ての馬との関係に言えることではないかと私は考えています。
ビデオは躾から始まって、グランドワーク、そして乗るところまでやろうかと。
乗ると言っても、ファンデーションの部分ですが・・・。
問題ある馬を見なくても、同じ法則が当てはまります。
馬ではなくて、人間ですから。
なんて言うとすごく難しく思えるかもしれませんが、シンプルです。
馬の様子を見てあげながら、少しずつできたら認めてあげて
馬が成功するように、シチュエーションを用意してあげる。
その時の自分の気持ちは、常に育成者であることを忘れない。
私はいつも、馬をサポートする気持ちを忘れずにやっています。
どうしたら、彼らにとって学び易いか、っていつも考えています。
いつも、いつも、いっつも、考えていて、寝ていても考えています。(笑)
投稿情報: Yukiko Lunday | 2012/05/07 12:19