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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
馬との関わり方など、テキサスから真摯に想いをシェアするべく書いて行きます。
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※何も書くあてもなく書き始めたのですが、妙に長くなってしまいました。ビデオはズズっと下の方にあります。
カナダに住むカウボーイ、Jakeからもらったコメントの、「自分の目標を設定するのに、人と比較するのは時には有効・・・」というのを読んで、ちょっとズレておりますが、私なりに思いが浮かんできたのは・・・
私は自分の中に(こんな風にできたらいいなあ)という見本となるイメージがあると、すごく助かります。上手い人が乗っているのを見ると、それが映像となって頭に焼き付けられるので、自分が乗っている時に、そのイメージを思い返してやってみると、言葉で説明される時よりも簡単なのです。そういう意味で、お手本になる人とか、目標になる人がいたらいいですよね。
で、言語で体の使い方を説明される時、言葉を頭の中でイメージに変換させて、映像としてイメージが明確に出来上がりさえすれば、説明された通りに近い形でできるようになりませんか?この思考のプロセスに気づいたのは、何かを読んだとかではなく、自分の体感でそう感じたのですが、馬を始めた頃、英語で体の使い方を説明された時、マインドの中に日本語で説明された時のように、イメージを創ることができないことを体感しました。
英語を話すことができて、コミュニケーションには問題なくても、英語で説明されたことをイメージ化する、そしてそれを体で再現するという、脳の回路は日本語脳のそれと場所が違うのでしょうね、きっと。なので、45歳で馬を始めた当初、まあ、その年齢ですから、若い人みたいに、脳の回線がすぐに開かないワケなんですですが・・・
そこで思いました。(自分は人よりも鈍臭いやつだったのか?)と。そして、頭の中で英語からイメージを作り、それを体で再現するのに、数秒の遅れがあるとなんとなく分かったので、馬をやるのは自分には無理とすぐに諦めました。なーんていうのは真っ赤なウソ。
その時、アタクシは躓いて一度転んだものの、転んだところでスカーレット・小原、じゃなくて、スカーレット・オハラの如く、石を掴んで立ち上がり、心の中で叫びました。
「おばさんになっても、今まで使ってなかった脳の領域を広げるチャンスよ!」
「これから段々と脳が衰えていくだろうから、この年齢になって、新たに脳の開発ができるなんて素晴らしいわ!」
と、目をキラリンとさせながら、前向きになって・・・前につんのめっていたのでした。
実際ですね、脳科学者の研究でも、年取ってから脳細胞が活性化するという結果があるみたいですし、諦める理由はないじゃんねー。ただ、時間がかかるよね。しかも、人よりも何回も同じことやらないとダメかもね。でも、いいじゃん。学んでいる一瞬一瞬のプロセスを楽しめばいいんだもの。ということで、昨日も今日も明日も、少しずつ少しずつ馬と関わりつつ、前に進むのでありました。後退もしていますが。でもそれだって学びよ!と、どこまでも前向きな姿勢でやっておりますです。
しかし、人間の泥臭い部分とか、暗い部分とかが全くなく、ただただ、明るく前向きな人もいますよね。そういう人はつまんないね。なんて形容したらいいのか分かりませんが、(へえ、よかったね。勝手にやってな。)って言いたくなる。年取ったおばさんで、そういう人はあまり見かけませんが。(笑)あ、いたいた、頭の中にそういうおばさんが出てきた。ところがさ、おとといその人の旦那から電話かかってきてさ、「実は・・・」っていう家庭内の暴露話を私にぶちまけていたサ。
馬運車で馬2頭牽引して高速道路を走ってた時だったんだけど、その旦那の話が止まらなくって、私はトラックを運転しながら、「ほー、そりゃ大変だねえ」とか言って聞いていました。いや、そう聞いていただけじゃなくて、心から同情してたんだけど、でも後から思った。奥さんが完璧なほど明るい感じではあったものの、なんか変なチグハグ感も同時に感じていたのは、こういうことだったんだなって。表面の彼女と内側の彼女が一致してないんだな。だから、なーんか変な感じがしてたんだな。
そう!
話はすっごい遠回りになってしまいましたが、このチグハグ感って、馬たちには分かるんじゃないだろうか。動物や子どもに警戒される人って、表と裏が一致してない人かもね。とは言え、表と裏が一致してはいるけど、裏も表もとても精神的に不安定で不幸な状態の人も、馬たちのリーダーになるのは難しいかもしれないけど。でも、表面取り繕っていて実は裏では腹黒い人の方が、表も裏も暗い人よりも怖いね。私が馬ならそう思うわ。
表裏一体で不幸な人は馬に正直に向きあえばいいんだもの。(今、私は辛い状態にいるんだ)、(今、私の心は苦しいんだ)、(今、体が弱くなってるんだ)って。正直でさえいれば、彼らは寄り添ってくれるんじゃないかな・・・?多分。(今日は弱いの?じゃ、ボスはオラだな。どけどけどけ。)っていう馬もいるかもしれないけど。(笑)
ということで、馬をハンドルする人は、心身ともに健康でハッピーが一番さ。ミクシーで数年前からお付き合いしていただいている、元競馬の騎手で現在は競馬の調教をしている方が、常に”幸福な人が幸福な馬を作る”と言っていますが、ホント、そうだと思います。
P.S.
この方が7月13日から一週間、テキサスにルーミーに乗りにきてくれます。それまで私は、人を乗せて乗馬になる第一歩がスムーズになるよう、ルーミーの馴致を少しずつやっておきます。初めて人を乗せて走るというのは、私は馬にとって、言うならば洗礼のようなものだと考えています。この第一歩はその子にとって、スピリチュアルと言っても過言でないくらい、馬の一生にとって非常に重要なことだと思っているのでした。
そうそう。
ビデオ・・・・
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見ている僕も、歩かせたいという衝動を抑えるのが大変でした・・・。ははは。
この調子でいったらサラっとうまくいきそうですね!マミ~と騎乗人さんとのコラボ楽しみ~!!!詳しくお話聞かせてね!
投稿情報: まいどJakeでんねん | 2012/07/06 12:53
こんにちは~Yukikoさん
なんかね なにかのタイミングで歩かせるつもりでなかったのに、一歩 二歩と トコトコ 「あらっ あらっ まっ」って感じで今まで何も無かった様に 歩いてる・・そんか感じがするビデオですね。 素人にはそう見えるのであ~る。ひょ
私も ワクワクです。騎手の方早く来ないかな~、想像しただけで ワクワクしますです。
このビデオを見てもいつものルーミーだし キツネ目でないし・・やはり トコトコ いきそうな感じ。
色々想像してしまいます。楽しみ~
ではでは またっ
律子
投稿情報: Ritsuko8888 | 2012/07/06 22:45