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馬と人間のコミュニケーションの世界をより良きものにするために
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ルーミーの話をはじめから読まれる場合はコチラから
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ルーミー Rumi The Horse #2
ルーミー Rumi The Horse #3
ルーミー Rumi The Horse #4
ルーミー Rumi The Horse #5
ルーミー Rumi The Horse #6
ルーミー Rumi The Horse #7
※ルーミーの話の続きの代わりに、しばらく馴致の様子を撮ったビデオを少しずつ掲載していこうと思います。
背中に何かが乗ると、それを落とすことを覚えてしまったルーミーに、最後の手段として、うちの息子が柔術の練習のために作ったダミーがあったので(幸運にもたまたま!)、それをルーミーに乗せました。このビデオはダミーを使って3日目くらいだったと思います。
1日目と2日目は私はビデオを撮れませんでした。ビデオを撮れるほど気持に余裕がなかったのです。彼女はもう跳ねる跳ねる。跳ねてダミーを落とせないと分かったら、次の手はダッシュでした。というか、跳ねて落とそうとした時は、彼女には落とせる自信があったようですが、それが跳ねても跳ねても落ちない。そうです、ダミーをロープと強力なテープを使ってめちゃめちゃ鞍にくくりつけていたから。
で、彼女が上に乗っているダミーを落とせないと分かった後は、今度は恐怖で爆走しはじめました。あれは、その状態で人が乗ったら、かなり危険だったと思います。日本から来てくれた元騎手ののりんちゅさんは、その様子を見て「これじゃあ、誰が乗っても落とされるな・・」とつぶやいていたほど。特にこの時、彼はあばら骨に怪我をされていたので、なおさら危ない。
初めてダミーを使った時には、乗せる作業がまずは冷や汗ものでした。のりんちゅさんとうちの夫と3人でやったのですが、あれは3人いなかったらできなかったと思います。しかしもし、このダミーを乗せることに失敗したら?もう後はありません。もしそうなったら、私たちに残る最後の手は、川に連れて行って、深いところでルーミーに乗るという、アメリカ・インディアンが馬をブレークする時にやっていたと言われる方法しかありませんでした。
下のビデオはダミーを使って3回目だったと思います。この時は私たちは彼女が自分の意思で、一歩前に出るまで待つことにしました。ビデオの最後の当たり、1:25くらいで彼女はやっと一歩二歩動きますが、実際にはそれは26分後のことでした。そして、少し動いたものの、その後また固まり、結局は約1時間ほど、彼女は動かないでいました。
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